『つながる』を支え続け50年以上
創業以来、通信の基幹ケーブルを収容する通信用トンネルの新設、改修、移設など通信基盤(土木)設備構築ビジネスを手掛けてまいりました。通信用トンネルは「とう道」と呼ばれ、日本全国に600km以上張り巡らされています。2003年頃に「とう道」の多くは完成し、今後は老朽化に伴う保守、点検、メンテナンスなどのビジネスが増え続ける傾向にあり、現在も多くのご依頼を頂いております。
また近年、急速に普及し今や生活に欠かすことが出来ない携帯電話。この携帯電話の普及にも、私たちの仕事があってこそと大きな誇りを持っております。加えて国や自治体が進めているプロジェクトの「電線共同溝」工事も手掛けております。「電線共同溝」とは、ケーブルを地中化し電柱を撤去することが出来る管路システムのことで電気・通信のケーブルを地中化することによって、歩行空間のバリアフリー化を可能に出来、歴史的な街並みの景観を保つほか、大地震発生時の防災対策にも大きな効果を発揮いたします。
このように会社全体の6割近くは、電気通信のインフラ整備構築ビジネスで事業展開をしているため、安定感はゆるぎないものがあります。
実績とKnowHowを武器に事業拡大へ
通信用トンネル設備や地下配線管路の構築で培った技術力を基に、近年は元請として精力的に公共工事に注力しています。本社所在地である埼玉県戸田市と支店を構える東京都を中心に下水道築造工事や歩道橋工事、橋梁工事、流域治水工事、道路改良工事など多岐に渡る工種の工事を手掛け、実績を築き上げてまいりました。創業から電気通信のインフラ整備構築ビジネスで培った実績とKnowHowが当社にはあるため、お客様から高く評価を頂き、皆様の生活を支える重大な役割を担う存在としてあり続けております。国土強靭化対策の観点からインフラ整備事業は耐震化や防災・減災と増々重要視されて来ています。現在、当社での公共工事の比率は4割程度ですが、今後は公共工事の取組を増やしていくことで事業領域と事業規模の拡大を目指していく所存です。
関係者、従業員との「人の和」を大切に
電気通信事業をはじめ公共工事などの一般土木事業にまで多角的な事業展開を進めているところです。将来を見据えて、更なる事業領域の拡大にチャレンジし、地場に根ざした事業規模の拡大を推し進め、より一層の飛躍を目指し、暮らしに密接した企業として成長していきたいと考えております。
当社のロゴマークは『人の輪』をモチーフにしています。先代から受け継がれた「人と人との繋がりを大切に」という意味が込められております。その意味を理解して頂いているからこそ、新卒採用・中途採用に関係なく勤続10年以上の従業員が多く在籍。今後もこれを深く噛み締めながら関係会社をはじめ取引先の皆様や従業員同士の繋がりを大切にし、皆様に何かしらの形で還元できるよう一同邁進してまいりますので、ご支援とご愛顧を賜りますよう、お願い致します。